そもそも外国語学習って何?


1. 学習(learning)と習得(acquisition)の違い


2. 外国語学習とは?
「外国語ができる=英語が話せる」こと?


3. 何(what:内容)をどこまで(how well:言語運用能力)できるようになりたいのか。
例1)カスタマーサービスに電話して、問題が何かを正確に伝えて、解決法を教えてもらい、わからないところを聞き直したりすれば、ほぼ理解することができる。

例2)IPSのリーディングを、ざっと読んで、辞書を使わなくても、だいたいの意味が把握できる。


アメリカでは、TOEIC何点、TOEFL何点、英検何級、と言われても、それはほとんど意味がありません。
4つのスキル別に何がどのくらいできるか、細かく記述された基準があります。
http://www.actfl.org/publications/guidelines-and-manuals/actfl-proficiency-guidelines-2012/japanese


4. コミュニケーションとは
4.1. アメリカの外国語教育では、コミュニケーションを3つのモードに分けています。
モード

言語使用活動の例(Oral)
言語使用活動の例(Written)
interpersonal (やりとり)

話す•聞く:日常会話、電話の会話、ディスカッション
書く•読む:メールや手紙の交換
interpretive(理解)

聞く、見る:テレビ、講義
読む:新聞、本、ウェブサイト
presentational(表現)

話す:スピーチをする、プレゼンをする、人前で歌を歌う
書く:記事を書く、ブログを書く、レポートを書く

4.2. それぞれのモードやスキルで学習方法が違う!「英語学習法」は無数にある。

が、時間が限られている→もっとも必要な部分にフォーカスする。
自己診断の必要性:どの部分を自分はもっと強化したいのか。Interpersonal-Oral

理由:事前に準備ができない。モデルがない。暗記でどうにかなるものではない。
絶対量が足りていない。

4.3. 統合するとより効果がある(integrated)
<IR/PSの学生の例>
IPSのリーディングをする(理解)→リーディングの内容について____と意見交換する(やりとり)→リーディングの内容を理解したこと、分析、意見をブログにまとめる(表現)→ブログに書き込まれたコメントを読む(理解)→コメントの返事を書く(やりとり)... このルティーンを繰り返し学期末にプレゼンをする(表現)

*このようなルティーンをしていますか。どの部分が欠けていますか。

<学生以外の一般の例>
興味のあるテレビドラマを見る(例.「 Desparate Housewives」)、できればDVRに録画して何度も見る(理解)→ドラマの内容について______と話す(やりとり)→ Desparate Housewivesについてもっと知るためにGoogleして、いろいろなサイトを見てみる(理解)→ファンが作っているTwitter(またはFacebook)を見つけ、みんなの書き込みを見て、自分も投稿する(やりとり)→自分でも何か投稿する(表現)→followerとやりとりを続ける(やりとり)